プロぺシア

プロペシア (一般名:フィナステリド finasteride )

プロペシア

プロペシア(フィナステリド錠)とは日本皮膚科学会制定の男性型脱毛症診療ガイドラインで最も標準的である「推奨度Aランク」のAGA治療薬の1つです。プロペシアの有効成分であるフィナステリドは元々、1992年に前立腺肥大症用治療薬としてアメリカで「プロスカー(5mg錠)」という商品名で販売されていましたが、その後の研究で男性型脱毛症(AGA)に対する効果が認められたため、1997年12月にアメリカで低用量であるフィナステリド1mg錠がAGA治療薬として承認されました。日本では2005年にAGA治療薬として承認されており、世界でも60カ国で承認されています。

プロペシア(フィナステリド)の作用

通常、毛髪の生成のサイクルは2年~6年あります。AGA患者はこのサイクルが数ヶ月から1年程に短縮されてしまい、成長途中の短い髪、細い髪が抜け落ちることで症状が現れます。

プロペシアは5α-還元酵素阻害薬と呼ばれる種類の薬です。AGAは男性ホルモンのテストステロンが、ジヒドロテストステロンに変化して増加することにより生じます。ジヒドロテストステロンを変化させる際に必要となる酵素が「5α-還元酵素」です。プロペシアに含まれるフィナステリドはこの5α-還元酵素の働きを阻害することでジヒドロテストステロンの増加を防ぎ、正常なヘアサイクルを維持し、AGA(男性型脱毛症)の進行を抑制します。

プロペシアを服用した方のうち、97~98%の方が抜け毛の量が減ったことを実感できたとのデータがあります。日本皮膚科学会もプロペシアの効果を認めてはおりますが、その効果は5α-還元酵素の阻害による脱毛症の維持や抑制に留まり、プロペシア単剤には積極的な発毛・育毛効果はほとんどありません。強い発毛・育毛効果を望む場合は、別途ミノキシジルなどを併用する必要があります。

プロペシア(フィナステリド)の後発医薬品(ジェネリック)

アメリカでは1997年12月、日本では2005年からプロペシアは販売されており、当初は特許の問題で先発医薬品のみの販売でしたが、日本では2015年に製造特許が終了しプロペシアの後発医薬品であるフィナステリドジェネリックが日本の製薬会社から販売されています。ジェネリックであるフィナステリド錠は先発医薬品であるプロペシアと有効成分などの含有量や作用機序など「服用時の効果」が全く同じ物であることが確認されています。また、安全性や薬剤の効果は先発医薬品で確認されているため、後発医薬品では開発費や治験に掛かる莫大な経費が削減されています。そのため先発医薬品と同じ効果にも関わらずその価格はより安価なものになります。

ザガーロ(デュタステリド)について

ザガーロ(デュタステリド)とはGSK(グラクソスミスクライン)社より2016年6月に発売された新しいAGA治療薬AGA治療薬です。プロペシアと同じく5α-還元酵素阻害薬であり、ヘアサイクルを維持をし抜け毛を防ぐ働きがあります。しかし、5α-還元酵素の抑制効果が強くプロペシアに比べ1.7倍の効果があると言われます。ザガーロの詳細に関しては別途紹介しています。

プロペシア(フィナステリド)の効果と服用方法

プロペシアを始めAGA治療薬は継続的に服用することで効果を得られます。毛髪は一日で一気に伸びるような事はありません。毎日同じ時間に継続して服用し、薬剤の血中濃度を一定化させることで5α-還元酵素を効率よく抑制し、ヘアサイクルを安定させて抜け毛を予防します。効果判定には服用して早い人で3か月、通常であれば6カ月の期間が必要となります。6カ月の連続服用で4人に1人の割合で効果を実感できると言われています。飲み方ですが、1日1錠を必ず飲むようにしてください。プロペシアは一気に大量に服用しても効果が増すということはありません。海外で販売されている前立腺肥大症治療薬である「フィンカー」にはフィナステリドが5mg配合されていますが、服用時のデータで発毛効果は変化がないことが確認されています。

プロペシア(フィナステリド)の副作用

プロペシアにも他薬剤と同様に副作用があります。副作用は個人によって様々ですが、注意して頂きたいのが性機能障害です。これには性欲の減退や勃起不全(ED)が含まれます。しかし、これらの性機能障害の副作用の発症率は臨床試験データでは非常に稀な割合であったので、過度な心配は必要ありません。またAGA治療薬はED治療薬との併用は問題なく出来るので、対応は十分に可能です。幸い当院の医師はED治療にも精通しておりますので、性機能障害やほかの副作用などがあった場合は医師に必ずご相談ください。

プロペシア(フィナステリド)の注意点

女性にはプロペシアを近づけないでください。男性型脱毛症治療薬なので女性が服用しても効果はありません。また、妊娠中の女性がプロペシアに触れると胎児の生殖機能に異常をきたす恐れがあるので大変危険です。授乳中の女性も同様に異常をきたす恐れがあるので、くれぐれも薬剤の管理には気を付けてください。献血に関しても血液中に薬剤が浸透している関係で出来ません。献血をされる方は1カ月の休薬期間の後に行ってください。

プロペシアはAGA(男性型脱毛症)に対する薬剤なのでストレス性の円形脱毛症などには効果は認められていません。前立腺がんの腫瘍マーカーある前立腺特異抗原は、プロペシアの服用でその値が半減してしまう可能性が確認されています。これらの既往症がある方は医師に申告及び相談をお願いします。

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