ED治療

ED(勃起不全・イーディー)

EDとは

ED(Erectile Dysfunction)は、勃起不全・勃起障害と訳されます。EDとは勃起困難や硬度不足、勃起状態の維持も判断の基準に含まれ、性交途中でも完了まで一定の硬度を保てない症状、いわゆる「中折れ」もEDの範疇に入ります。EDは以前までインポテンツと呼称されていました。このインポテンツ(impotenz)ですが、ドイツ語で性欲、勃起、性交、射精、極致感が欠けた状態を指す物とされ、現在ではこういった症状は性機能障害と定義づけされています。ただしインポテンツは侮辱的な表現を含む言葉として捉えられるので、現在では耳にすることは少なくなってきました。

EDに悩む日本人男性の数は過去のデータではありますが1130万人以上と言われ、成人男性の4人に1人が勃起不全・勃起障害で悩んでいます。50~60代男性の場合は実に2人に1人がEDを発症しています。この様に加齢とともにEDの発症率が上昇する傾向ありますが、若年層にもEDは珍しくはありません。若年層の場合、原因の多くが性行為に対する緊張感などの心因性と言われています。50代以上のEDの原因は肉体の衰えや男性ホルモン「テストステロン」の減少も理由のひとつに挙げられます。

日本の厚生労働省の認可により販売されているED治療薬はバイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)の3種類あり、全てホスホジエステラーゼ5(PDE-5)阻害剤です。これは陰茎海綿体で勃起に関わるPDE-5という酵素の働きを抑え、陰茎周辺部のNO作動性神経に作用して血管を拡張し、血流量を増やすことで勃起の持続力を促すというものです。それぞれの薬に効果時間や副作用の度合いなどの差があり、効果の出方も個人差があります。

EDの主な症状

EDには幾つかの症状があります。全く勃起自体しない、勃起しても硬くならない、硬い状態を維持できないなど様々あります。

  • たまに勃起しないことがある。
  • 挿入できても勃起が持続できず抜けてしまう
  • 性行為の満足度が低い。
  • 勃起の持続時間が短い。
  • 勃起しても充分に硬くならない。
  • 特定の相手にだけ勃起しない

こういった症状以外にも性行為時に満足のいかないことがあった場合はEDであることを疑ってください。

ED薬の特長と比較

  バイアグラ レビトラ シアリス
用量 25mg・50mg・100mg 5mg・10mg・20mg 10mg・20mg
効果が出るまでの時間 30分~1時間 10~30分 1~2時間
効果持続時間 3~6時間 5~8時間 30~36時間
食事・アルコールの影響 受ける 受ける ほとんど受けない
特徴 処方実績NO1
標準的なED薬
65歳以上の20mg服用不可 副作用が最も少ない
近年主流のED薬

ED治療薬の共通の副作用

ED治療薬は血管を拡張することで血流を良くし勃起力の持続を促します。その際、陰茎に繋がる血管以外にも全身の血管を拡張する効果が認められています。そのため、顔の火照りや眼の充血が起こります。この副作用自体はED治療薬が順調に効果を発揮している証拠です。他には頭痛、鼻づまり、視覚障害の青視症が挙げられます。いずれも一時的なものでED治療薬の効果が切れると共に副作用は無くなりますが、副作用が継続する若しくは症状が重すぎると感じる場合は必ずご相談ください。

ED治療薬を服用をお奨めできない方・服用が出来ない方

バイアグラは服用時に血圧を下げる効果があるため、高血圧治療に使われる降圧剤との併用により立ちくらみなどが起きる可能性があります。不意の立ちくらみで思わぬ怪我をしないなどの注意を怠らなければ、バイアグラも高血圧症の方でも服用は可能ですが、同時に服用が出来ない併用禁忌に指定されている高血圧の薬剤もあるので確認をお願いします。

ニトログリセリンを使用・常備している方はバイアグラの服用が出来ません。また、心筋梗塞、脳梗塞、狭心症などの既往歴がある方はバイアグラの服用に関しては必ず主治医に相談をしてください。

ED治療薬が処方出来ない方

  • ニトログリセリン、亜硝酸アミルなどの硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤を投与中の方
  • 本剤の成分に対しアレルギー反応などの既往歴のある方
  • 心血管疾患などで性行為が不適当と考えられる方
  • 肝硬変などの重度の肝機能障害の方
  • 低血圧の方(血圧<90/50mmHg)、管理がなされていない高血圧の方(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)
  • 脳出血、脳梗塞、心筋梗塞が過去6カ月以内に発症したことのある方
  • 網膜色素変性症の方

これらの症状の方のほか、ED治療薬には併用禁忌が指定されています。薬剤を服用中の方は処方を受ける際、医師にご相談ください。

EDの原因

加齢によってEDの進行はありますが、最近は年齢だけが原因ではないことが判明しています。EDの原因は大きく分けると、肉体的なものが原因の「器質性」、精神的なものが原因の「心因性」の2つです。

加齢によるEDは器質性のEDに含まれる場合が多いです。これは加齢により血管の硬化や神経の性的刺激の伝達の不具合が原因と考えられます。また、加齢に伴い糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病が原因でも発症します。これらの生活習慣病が原因で動脈硬化が起こり陰茎海綿体への血液循環が阻害され勃起力の低下になります。そのほか食生活、運動不足、過度の飲酒・喫煙など、不規則な生活パターンなどもEDの原因になります。これらの生活習慣や生活習慣病は50~60代の方に限らず、30~50代の中年層の方にも多く見られます。心因性のものは、主に日常生活に於ける人間関係によるストレスなどにより性的刺激が陰茎に伝わらないためです。

しかし実際は、器質性・心因性の何れかのみが原因では無く両方が原因の混合性のEDが多いと考えられています。

他にも脳腫瘍、脳出血、アルツハイマー病、パーキンソン病などの神経系疾患によるED、前立腺がん、直腸がん、膀胱がんなどの摘出手術、前立腺肥大症などの泌尿器科系の疾患、腎不全もEDの原因となります。AGA治療に使われるフィナステリド製剤も一部副作用として性欲の減退が認められます。こちらに関してはED治療薬との併用は可能ですので安心してお使いいただけます。

ED治療薬の購入について

ED治療薬は必ず病院やクリニックで処方を受けるようにしてください。インターネットでED治療薬を検索すると個人輸入代行の広告を目にすることがありますが、それらで購入することはトラブルに巻き込まれる可能性があります。ED治療薬の個人輸入自体は条件の範囲内であれば違法ではないのですが、なかには偽造品が多く紛れ込むことがあります。過去のデータによると約60%が偽造品であるとあります。偽造品は外見だけ精巧に作り見分けがつかないことが多く、真偽のほどが分からずそのまま服用されるようです。偽造品は製造過程や成分の含有量や配合物が不明のために服用後の作用が分かりません。なかには小麦粉を固めただけの物や、リピーターの維持のため有効成分を少量だけ混ぜた物、全く違う薬剤を混ぜた物など健康被害は多数報告されています。実際に国内でも緊急搬送されたこともあるので、個人輸入でのED治療薬は大変危険です。もし、心当たりがあり不調に感じた場合は病院での受診をお願いします。

ED治療のよくある質問

Q.副作用が気になります。
A.頭痛や鼻詰まりが多く見られますが、一時的なものなので薬剤の効果が薄くなるにつれ治まっていきます。ごく一部の方に視覚障害の色調変化が起こりますが、こちらも一時的なものです。顔が火照ったり赤らんだりもしますが、これは顔の毛細血管が拡張し血管拡張が正常に機能している証拠です。
ED治療薬の年齢に制限はありますか?
A.未成年の男性への処方は推奨されていません。未成年のEDは心因性の場合が多く、興味本位で精力剤、絶倫になるのではといった勘違いで処方を受けようとするケースに対する考えからくるものです。また、加齢に伴い薬剤の代謝が落ちるので高齢者に関しては思わぬ副作用が起きる場合もあります。必ず医師の診断のもと服用するようにして下さい。
Q.ED治療薬を服用すると妊活には影響はありますか?
A.ED治療薬はあくまで血管拡張による勃起不全に対する治療薬なので男性の精子には影響はありません。例えば亜鉛は精子の量を増やしてくれる『若返りのミネラル』とも呼ばれるものなので、夫婦で妊活に取り組む方には非常にお勧めです。
Q.ED治療薬を飲み続ければいずれ完治しますか?
A.心因性EDの場合はED治療薬の服用がきっかけとなって完治する可能性もありますが、器質性EDの場合、完治までは難しいケースがほとんどです。ED治療薬は硬くなった血管を拡張する効果だけであって、精力増進や性欲アップ、精子量の増加などの効果はありません。勃起不全の根本治癒を目指すのであれば、精子量を増やす、亜鉛、精力増進が期待できる天然のバイアグラことマカ、男性ホルモンの前駆体で身体の元気を取り戻すDHEAなどの栄養サポートが必要になります。
Q.ED治療薬を郵送してください。
A.ED治療薬の郵送での通信販売は薬事法の関係で出来かねますのでご了承ください。来院の上、診察の後、処方となります。
Q.診察の際に触診や患部を見られることはありますか?
A.診察は基本的に問診が主で、触診や患部を見ることはありません。医師も男性、スタッフも男性なのでプライバシーに対する配慮は万全です。
Q.肝機能障害があるのですが・・・
A.軽度の肝機能障害であれば問題ないのですが、肝硬変などの重度の肝機能障害をお持ちの場合は服用できません。また、狭心症などの既往歴がある方は医師の診察の際に必ず申し出てください。
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